常に検査をしていて思うのは検査の結果はWISCの場合もWAISの場合も、この頃は自閉スペクトラム障害のお子さんが圧倒的に多いと言う事です。正式には広汎性発達障害と言って様々な課題/障害が少しづつ脳内に存在していて「広汎」にわたる発達障害として広汎性発達障害と判断、必要であれば診断をすることが多くなって来ています。昨年と比べると4倍近く多くなっています。それでは何故こんなにも自閉症スペクトラム障害のお子さん、若しくは成人の方々の自閉スペクトラムが多い結果となったのでしょうか。答えは極めて単純で「検査する必要でないと思ったから」が正確な解釈かと思います。自閉スペクトラムのお子さんの中には知能指数自体はとても高く、勉強には影響もしないし、成績も悪くないので「ちょっと変な子」の様な形で周囲は被験者を見ます。そしてスペクトラムのお子さんは周囲の事は余り気にしないのでそのままにしておくケースが一番多いのですが、学年を重ねて行くうちにご本人達も自我が生まれ、周囲を気にするようになり検査に至るケースも良くあります。スペクトラムは軽度の場合は認知療法(カウンセリング)などを通じて有益になります。また様々な問題にも遭遇しますので、「○○の場合は○○で試してみましょう」と経過観察をしながらカウンセリングをします。中度の自閉スペクトラム障害であれば、会話が成り立たないので、より慎重にカウンセリングを行います。知的障害を伴わない自閉スペクトラム障害のお子さん達や成人の方々は「何らかのきっかけ」があって検査をし、結果がでてから「さぁどうしましょうか」から実際にはカウンセリングをスタートさせます。自閉症スペクトラム障害を抱えて一番苦労されるのは社会人の方々です。当然と言えば当然で、例えば会議中に会議の内容とは全く異なる発言をされたり、会話が余り成り立たないので、そのまま放置していると解雇になってしまったり、出社拒否になってしまったりと良い事は余りなく、二次障害の一つでもある鬱病に近い状態となってしまいます。これでは遅すぎるのですが、そもそも成績が良く有名大学に在籍していた方々も多いので社会人になった途端に躓いてしまうのです。ですので検査は保護者の方々が「あれ?」と思った時点で検査をしましょう。未成年であれば自閉症スペクトラム障害は個性ですから、如何様にも物事を工夫して邁進出来ます。海外は自閉スペクトラムは(程度によって違いますが)奇異な目で見られる事もなく、極めて普通です。一度、お子さんに思い当たるような出来事があったり、社会人の方々でもお悩みの方たちは当研究所までご相談下さい。きっと心身共に楽になります。

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