小学生からの海外留学
近年、小学生からの海外留学が注目を集めています。実際に(社)加藤永江教育研究所から海外留学されるお子さんも数年前と比べ右上がりとなっています。
理由として考えられるのは、1つにはアジア諸国の中でも残念ながら日本人のお子さんの英語力は、かなり遅れている事実や、英語力は今後自立していくお子さんにとって不可欠であること。また少々政治的になってしまいますが日本の未来の行く末に希望を見いだせない保護者の方が多数おられることなどではないでしょうか。
小学生から留学することの大きなメリットは、語学力という観点から、ネイティブスピーカー並みの発音やリスニング力を習得できることが挙げられます。また、異文化への適応力も格段に向上することになります。また、まだ自我に目覚めていないお子さんにとっての海外は一人で電車に乗るよりも近いものとなります。
精神的な自立も早く小学生の海外留学2年の経験だけでも日本に帰国すると海外留学をしている小学生のお子さんの精神年齢は周囲と比べると、それは比較できないくらい高いものになります。この多感な小学生という時期はそれだけ高い吸収力や柔軟性を備えていると言えます。アメリカ、カナダでの受入年齢は小学校高学年以上ですが、イギリス、スイスには小学校低学年から受け入れる学校もあります。
小学生の全寮制学校の受入状況
スイス
低学年から受け入れている国では圧倒的に人気があるスイス。
インターナショナル・ボーディングスクールがあり、他国でも同じ学年のお友達と毎日寝泊りしながらの生活は保護者の方が驚かれるくらいにお子さんのホームシックは感じられません。単身留学の環境も小学生での海外留学としては一番整っています。各学校の所在する地域によりフランス語、ドイツ語、イタリア語の習得も英語と同様に行なえるため、よりグローバルな環境が期待できるでしょう。
イギリス
多くのの私立ボーディングスクールでは、小学3年生~4年生から受け入れており、体制も整っています。名門校も多数あります。中学では入試があるのでイギリスでのアカデミックな学校に入学されたいとのご希望のご家族は小学生から入学しましょう。
殆どの有名校は幼稚園から高校までの一貫校となっています。
アメリカ
自立心・独立心を養い、私立のジュニア・ボーディングスクールでは高学年から留学生を受け入れており、ビザも発給されるようになりました。どちらかというと日本のインターナショナルスクールに在籍しているお子さん向きかと思います。
カナダ
各学校によって異なります。低学年から受け入れる学校もありますが、高学年からの留学が一般的です。
ニュージーランド
子供が6歳以上13歳以下(イヤー1~イヤー8)では親が同伴する場合、ガーディアンビザが必要です。