今日から3月、経団連に加盟する企業の採用説明会が解禁となり、来年春に卒業する大学生の就職活動が本格的に始まります。

発達障害を抱える学生が就職活動で苦労するという話は非常に多く耳にします。何十社と受けても内定が得られずそのまま卒業となってしまうケースもあります。それ以前に

履歴書やエントリーシートを1社も出さないで終わってしまう学生も多数います。

複数の作業を計画立てて進めて行くことが苦手なADHD(注意欠陥・多動性障害)の人や強いこだわりのあるASD(自閉症スペクトラム障害)の人にとって期限内に何社分もの書類を提出すること自体ハードルが高いということです。

LD(学習障害)を持つ学生についても、企業の大半が実施する適性検査や筆記試験の段階で落とされてしまうことが多いといいます。

また障害者手帳の交付を受けている学生は一般雇用で就職活動をするのか障害者雇用で就職活動をするのかも迷うところとなります。

就職活動を続ける中で初めて自分が発達障害だということがわかる人もいるそうです。

就職活動は早い時点で発達障害との診断を受けて自分の特性に気づいていても大変なことが多いですがそれでも予め自分の特性を知っていれば少なくとも自分が苦手とする分野は選ばない等いろいろな工夫ができると思います。

一人で悩んで立ち止まってしまわずまずは身近な大学のキャリアーセンターなどに相談することが大切ですね。

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