海外のサマースクールに参加する目的は英語の習得だけでなくボーディングスクールで世界各国の子供たちと生活を共にすることで異文化に触れる体験ができることや将来の長期留学のための事前準備など様々です。
また近年は吸収力の高い低年齢のうち参加させたいという親御さんも増えています。
サマースクールは長期の正規留学に比べ語学力をはじめ期間や費用などのハードルが低いのですがサマースクールでの体験をより充実したものにするためにはやはりなるべくそれぞれのお子さんに合った国や学校(プログラム)を選ぶことが大切です。
ただ数あるサマースクールのプログラムの中からどのようにして選べばいいのか迷ってしまいますね。
プログラム選びの基準の例としては下記のようなものがあります。
・国や年齢から選ぶ
例えば低年齢のお子さんの場合は低年齢からの受け入れが可能でそのケアにも定評のある学校のあるスイスから選んだり渡航の負担を減らすため日本から直行便のある国・イギリスや空港から近い学校を選ぶこともあります。
・目的や期間から選ぶ
長期留学の事前準備のためであればそれに沿った国や場合によっては長期留学を希望する学校のサマースクールに参加するのもよいでしょう。
英語力をなるべくアップさせたい場合は集中レッスンを受けられるプログラムを選んだりサッカーやゴルフなどのスポーツに興味がある場合はそれらを中心にしたプログラムを選ぶこともできます。
また年齢にもよりますが初めての参加であれば2週間のプログラムを選ぶことが多いです。
・性格から選ぶ
例えば内気な性格で大人数の中では気後れしてしまう場合はなるべく規模の小さいプログラムを選んだり体を動かすのが大好きなお子さんは山登りなどアクティブなアクティビティの多いプログラムを選べば楽しめます。逆に運動が苦手な子どもがスポーツなどアクティブなアクティビティの多いプログラムに参加してしまうと辛い結果になります。
どのような基準で選ぶにしても海外のサマースクールが初めての場合は特に、お子さんと送り出す親御さんの両方が安心して参加できる、参加させられることが第一です。
海外短期留学が辛い体験とならないためにも一度目は期間や内容などなるべく無理をせずまずは参加して楽しむことを目的とし、二度目、三度目の機会に期間も含めよりハードルの高いプログラムに参加するというのが良いのではないでしょうか。