緊急事態宣言が3月7日まで延長される事になりました。
私が、そのニュースを耳にした時に一番心配したのは、メンタル面でした。
物理的には、マスク、手洗いなど、何をどうすれば感染を防げるように
なるのは、一年近くの過程で定着しています。
では、精神面でのサポートはどうでしょう?
イギリスでは物理的な対応と同様にメンタルケアも重要視を
しています。考えてみれば当然なのですが人間は、ある程度
のルーティーンの繰り返しの中、生活をしています。特に成人の方は
女性、男性、社会人、専業主婦を問わず同じです。そのような
生活をずっと続けてきた私達が、いきなり生活の変化、お仕事をされている
方達もリモートワークなど、今まで経験してこなかった事を余儀なく行われていること。
好きな時間に出かけられない事。御友人達と夜に飲食が楽しめなくなった事など
我慢の数を挙げたら、実際はもっとあるでしょう。
インフルエンザなど、ある程度どのくらい休んでいれば復活出来ると決まっている
感染症については我慢をする日数がある程度決定しているので、精神的ケアは
必要ありません。ですがコロナの感染では昨年の4月からずっと、出口のないトンネル
の中暮らしています。ストレスを通り越しているレベルです。
中学生や高校生に於いても同様で、さまざまな催し物が中止になったり、休校に
なったり、授業時間が変更になったりと、これもすぐさま適応できる筈がなく
不登校になってしまう生徒さんは去年と比べ激増しています。また成人の方達、
特にホルモンバランスが崩れやすい40代の女性の自死率も急増、また鬱となって
しまってる女性も去年比の30%増多くなっています。日本では物理的な事、ワクチン
オリンピック、病院の病床数など、確かにどれも重要な事ばかりですが、
何故か、新型コロナウィルスの影響によって生じるメンタルケアについては
報道されません。発達障害を抱える児童から成人の方も含めストレス耐性は弱く二次障害を起こしてしまいます。私自身も含め専門家に相談を心からして欲しいと願っています。成人の方もお越し下さい。リラックスできる環境下でカウンセリングをさせて頂きます。