自立していく為には事前に、「どうするのか」を働きかける能力が必要となります。また類似語で自律という言葉もあります。自分を律すると言う意味ですね。要は自分の事は自分で決められるかどうかです。お子さん達でも年齢によって変わりますが、それぞれの学年や年齢に際しても通用します。そして自分で何らかの方向性(アイディア)を見いだし、それに基づいて決定や決まり事が出来れば理想です。それに対して自分では考えられない、決められない事を「他律」と言います。例えば始業時間が8時と分かっていて、ですが「人に言われたから」そのようにしているだけです。他律の方が、もちろん簡単です。先生や保護者の方々の言う通りにしてればトラブルは起きません。責任も問われません。今は他律を好むお子さん達ばかりです。「皆が言ってるからそうしよう」となるのは、ある意味当然です。その背景にはSNS社会の生きづらさがあるでしょう。LINE、TWITTER、INSTAGRAM,Tikutokuなどが当たり前にあり自分の事がどう言われているか分かりません。ちょっと目立つ事をすると攻撃されるのではないか?嫌、実はもうどこかで攻撃されているのではないか?などといった不安があるのです。自分で自分の事を検索する「エゴサーチ」も不安から行われているものです。実際に流行っています。ですので、周囲の言う事に合わせる、グループの暗黙のルールに従う思考になりがちになるのだと思います。子供の時は、それで良いかも知れませんが社会にでて「言いなり」になる事は精神的苦痛の他何もありません。少しづつでも良いのでお子さん達の自律を促してあげましょう。また話は反れますが本日、やっと行政から「発達障害児は小学校、中学校を含め8.8%」と発表しました。この数字は統括すると学年に一人は何らかの発達障害が認められるという事です。政府としては今後対策を練ると、これまた冗談にしても酷いと思います。今でも発達障害で困ってる人は沢山います。毎度同じみの「政府としては」聞きたくもありません。こんなことは前から問題になっていたことで何で今更何を取り組むのかが皆無です。役所に任せていても、そうそう簡単に物事は進むとはありません。一般社団法人加藤永江教育研究所では医師と臨床心理士がタグを組み、其々のお子さん達の為に、必要であれば支援の体制が整っている欧米諸国への海外留学、または学習支援を行っている機関です。皆様、お気軽に[email protected]からご相談下さい。12月は土日も開業しております。

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